2月27日(土)植村隆さんを激励する札幌集会を開催します(当会も実行委員会に参加しています)

2月27日(土)植村隆さんを激励する札幌集会を開催します。
当会も実行委員会に参加しています。
みなさんのご参加をお待ちしています。

フライヤー(PDF):植村隆さんを激励する札幌集会2016年2月27日
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取扱い団体として取り組みを始めました

          戦争法の廃止を求める統一署名

118日「朝日」等の全国紙広告やインターネット等で呼びかけられました「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり実行委員会」提起の戦争法(「平和安全保障関連法」)の廃止を求める統一署名行動に当会世話人会は取り扱い団体として取り組むことにしました。
当会の活動範囲、規模からして大変微力ですが、呼びかけの重大性を重く受け止めての判断です。
呼びかけ期間の11月から2016425を一区切りとしてがんばってゆく所存です。
ご協力、ご支援宜しくお願い申し上げます。
 2015・12・6 事務局


 
 


植村隆氏のDVDが問いかけるもの

620日に開催された植村隆氏の講演「私の歩んでいる道 ジャーナリストとして」のDVDは、非常に刺激的で考えさせられるものでした。
氏の朝鮮への関心が、高校時代に見た法隆寺の弥勒菩薩であったというエピソードには、思わずニンマリしてしまいました。1960年に京大の学生がその魅力にとりつかれて抱きついた結果、右手の薬指を折ってしまったという事件がありました。それを知って、ノコノコと広隆寺まで見に行ったのを思いだしたからでした。

氏が無法な弾圧に屈せずたたかい続けているのは、応援する運動の広がりにあることはいうまでもありません。同時に、氏の立ち位置の基底にすえられているのが、戦争責任の問題であること、そこに氏の行動の原動力があると思いました。
氏は「朝日新聞」が戦時中、朝鮮の植民地支配や満蒙開拓団を積極的に推奨してきたことを、自らの責任として受容しています。自分が直接手を染めていないにもかかわらず、「朝日」の記者として、先輩たちが犯した戦争犯罪を十全に引き受ける、その覚悟が氏の思想の根底にあること、そのことが、たたかい続けている根本の理由だと思いました。

藤島宇内はかつて、近代日本の歴史のなかで「国民のハッキリした歴史的体験、自覚とならずに犯された大きな罪悪」として「沖縄・部落・在日朝鮮人」をあげ、これを「三つの原罪」と指摘しました(『日本の民族運動』)。
木下順二は、「三つの原罪」という未精算の過去を自らの課題として受け入れることが、「われわれの行動の機動力・原動点」であると書いています。

「われわれは余りにも健忘症でありすぎる。忘れてはならないことを忘れ、忘れてはならないことを忘れさせる力に対する抵抗が弱い。そういう弱さが私自身のなかにあることを反省しないわけにはいかない。
朝鮮に対する植民地的支配だとか、中国に対する残虐行為だとか、日本民族が他の民族に対して犯した罪はやはり忘れてはならないはずです。自分個人はその罪を犯していないかもしれないが、われわれの親、祖父の代に日本民族が犯している。そういう原罪意識というもの、不合理・不条理であるけれども、 その罪を負わなければならない。
つまり、取り返しがつかないのだという意識をもつ、そのことが、われわれの行動の機動力・原動点になる必要があるだろうと私は考えます」(『世界』196510月号)


三つの原罪のなかに、アイヌ民族の問題が欠落していることは残念ですが、未精算の過去に対して「取り返しがつかないのだという意識をもつ」とともに、それを取り返すために今、何をしなければならないのかを、氏の講演を聴いて、改めて考えさせられました。
2015年9月11日 会員M

DVDを作成いたしました - 第9回講演会 植村 隆氏「私の歩んでいる道」~ジャーナリストとして~



第9回講演会、植村 隆氏「私の歩んでいる道」~ジャーナリストとして~ のDVDを作成いたしました。
本体-税込1000円
ご希望の方はご連絡ください

岩波書店編集部編『私の「戦後70年談話」』を読む

先日、こまつ座の「父と暮らせば」を観た直後に、本書を手にしました。
竹造が美津江に勇気を出して生きよ、と説得します。
「そいじゃけえ、おまいはわしによっていかされとる。」、「ほいじゃが。あよなむごい別れがまこと何万もあったちゅうことを覚えてもろうために生かされとるんじゃ。」、「人間のかなしかったこと、たのしかったこと、それを伝えるんがおまいの仕事じゃろうが。」
本書には1940(昭和15)年以前生まれの41人の「談話」が収録されています。そこには、「あよなむごい別れ」、「人間のかなしかったこと、たのしかったこと」が赤裸々に語られています。あとへつづく者たちへの「遺言」のような気がしました。
ここで語られている「むごい」事実を、未体験のぼくらが正当に受け継ぎ、次の世代へ正しく伝えていくためには、豊かな想像力が何よりも大切だと思いました。そのためには、「自然への感性を失ってはならない」(池田武邦)ことの重要性を再認識しました。
澤地久枝さんが言及している草野比佐男「村の女は眠れない」の最終連は次のようなものです。
「村の女は眠れない
 夫が遠い飯場にいる女は眠れない
女が眠れない時代は許せない
 許せない時代を許す心情の頽廃はいっそう許せない」
「心情の頽廃」に陥ることなく、自然への感性を研ぎ澄まし、想像力を持って、まやかしの言動に対峙していきたいものです。

2015年7月26日 会員M


「私の歩んでいる道 ジャーナリストとして」植村隆氏講演会

グリーン九条の会第9回例会の元朝日新聞記者植村隆講演会が620日開催されました。
当日会場(ニューオータニイン札幌)に約70名のご参加を頂き「私の歩んでいる道 ジャーナリストとして」の演題で映像も使いながら2時間にわたり植村さんの熱い思いを存分に語っていただきました。
従軍慰安婦問題報道の先駆けとなる1991年の朝日新聞記事に対し特に昨年から吹き荒れた理不尽なパッシングにこれと敢然と戦うご本人を擁護、応援する動きも今大いに高まってきています。
当会では歴史を正しくとらえ、基本的人権を守るという立場から植村さんご自身を多くの方々によく知ってもらい、さらには植村さんをとりまく問題を深く知り考えていただきたいとの思いでこの講演会を計画しました。

植村さんはまず韓国の仏像にひきつけられた高校時代から大学時代、そしてジャーナリストの道への歩みの中で韓国のことば、文化、そして韓国の人々への深い愛着に至る流れを紹介しました。
1991年の従軍慰安婦問題記事は歴史の陰に埋もらせてはならない戦争の犠牲に光を当てたもので、その後次々に他の報道機関も取り上げるようになった過去の事実、そして昨年の一部週刊誌報道から端を発したアンフェアなレッテル貼り、個人と家族、勤務大学へのパッシングとそれを煽る動きを事実の資料をもって示されました。
対しその流れに抗したご本人の断固とした姿勢を擁護、応援する市民の声、団体の広がり、最近では国内の歴史研究者団体の声明や、アメリカの日本研究者集団のメッセージへと繋がったこと等の説明がありました。
もはやこれは植村さん個人の問題ではなく正しい歴史認識、基本的人権、民主主義を守る問題として参加者一人ひとりが受け止めることができたのではないでしょうか。
植村さんは最後に参加者からのいくつかの質問にも答えたうえで、「不当な攻撃には絶対に屈しない」との力強い確固としたことばでお話を結び、参加者が多くの勇気をいただく2時間となりました。

開催にあたり今回もまた医療九条の会・北海道、たかさき法律事務所九条の会、エンレイソウ九条の会、ビー・アンビシャス9条の会・北海道に加えて植村応援隊、メディア・アンビシャスのご協力をいただくこととなりました。宣伝から当日の運営までご援助をいただき心よりお礼申し上げます。
植村さんの今後益々のご活躍を祈念するとともに、お忙しい中わざわざご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。


2015624日 事務局

グリーン九条の会「戦争を起こすのも人間・戦争を止めるのも人間(品川正治氏)」ポスターを作成しました - 頒布のお知らせ


 グリーン九条の会が初めて作成した「平和呼びかけ」ポスターは、経済人故品川正治氏(1924-2013)が講演や著作などで使われていた言葉「戦争を起こすのも人間 戦争を止めるのも人間」を使用しています。名前を明記することから関係者のご了解も得て作成いたしました。九条の会活動を行っている当会としても、現日本国憲法を活かし、平和の大事さを訴えていくことは課題です。ご講演いただいたご縁から品川さんの印象的な言葉をポスターとしました。いろいろな方々にこのポスターを使っていただければ幸いです。

 5枚一組千円(税込)として販売させていただきます。ご購入希望の方は、グリーン九条の会事務局(E-mail green9zyonokai@gmail.com   〒003-0831 札幌市白石区北郷1条7丁目5-8 白鳥方)へ申し込みいただければ幸いです。

 屋内(屋外から見える形も含めて)、屋外でお使いください。ポスターはユポ紙と言う材質のもので、水にも強いものです。屋外などに貼っても雨風を気にせず使用できます。

2015年 6月
グリーン九条の会事務局