生協九条の会北海道会報で紹介

 6月27日発行の生協九条の会北海道会報で当会の紹介文が掲載されました。改めてご紹介します。                       2024・7・29 事務局


  グリーン九条の会     世話人 植田 英隆

発足の経緯と趣旨  

私たちは2004年に大江健三郎さんなど9名の方々が「九条の会」をつくり「アピール」を発表したのに賛同し、200810月に札幌で「グリーン九条の会」を結成し、1117日に発足記念の集いを30名ほどの参加で開催しました。名称の「グリーン九条の会」は、緑の唐草模様の風呂敷をイメージしたことからつけました。「九条の会アピールに賛同する」「経済の視点から平和を考える」が私たちの趣旨です。世話人は3人で、いずれも現職の会社経営者であることが特色といえるかもしれません。年2回くらい、世話人が一致する内容の催しをやっていこうと考え、「決して先頭に立たず、他の九条の会のみなさんの後ろをついていく」が、モットーです。おかげで現在も続けてこれたのかもしれません。

 良いものは良い、悪いものは悪い

私が最初に言われたのが「九条の会は共産党だろう、グリーン九条の会もそうだ」でした。古くからの友人の面と向かっての率直な発言でした。今でもその発言に感謝しています。内容をよく知らずにこうしたレッテル貼りをしてしまうものだなと、自戒になりました。平たく言えば「自民党でも共産党でも、良いものは良い、悪いものは悪い」があったからです。

 活動の紹介

活動面では20109月に「グリーン九条の会ブログ」を開設し会員の投稿、催しものお知らせ等をしています。10周年を記念し20188月に屋外看板3枚を東区北112南西角に設置、20215月に第2看板3枚を中央区南17西7東側に設置し、戦争法・憲法・消費税・原発・五輪などに関する会の見解を定期的に書き換えて表明しています。発足当初から講演会を品川正治氏、益川敏英氏、目加田説子氏、伊波洋一氏、植村隆氏などを講師に開催してきました。2020年にコロナで中断しましたが昨年8月に第13回例会を講師に全国九条の会事務局長小森陽一氏をお招きし開催しました。

 これからも

それぞれ自分なりの意見を持っていた世話人3人が提案や意見をねり合わせたことが、続いてきた要因です。時代の変化を受け止めながらやってきました。自分たちなりの発信を行いながら活動を続けてきました。今後ともよろしくお願いいたします。


お知らせ

追悼

病気療養中だった当会世話人の内山博さんが117日に逝去されました。

内山さんは2008年の当会結成に尽力され世話人のお一人として常に憲法九条の平和運動に献身されてきました。

特に2012年 市内九条の会4団体で共催したノーベル物理学賞受賞の益川俊英さんをお招きしての講演会では 氏の招聘、企画、運営すべての先頭に立って活躍されたお姿が今も鮮明に思い出されます。謹んでご冥福をお祈りいたします。

当会は今後も内山さんの思いを引き継ぎ九条の会運動に微力を尽くしてまいりたいと決意を新たにしています。今後も変わらぬご協力ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

「恐竜カムイサウルス」海を渡る

当会世話人の植田英隆さんが沖縄県立博物館・美術館に恐竜カムイサウルス(むかわ町で発見)の化石のレプリカを寄贈し当地で話題となり新聞、TV報道もありました。      

植田さんの恐竜好きの趣味と熱い平和への思いがユニークで貴重な形となって海を渡りました。

221日付北海道新聞記事を掲載します。      2024・3・9   事務局












第13回例会 小森陽一講演会「大江健三郎と私」


  グリーン九条の会第13回例会が85日全国九条の会事務局長小森陽一氏をお招きし開催されました。新型コロナ禍中断を余儀なくされて2019年以来の開催となりました。 

講演会は「大江健三郎と私」のテーマで今年3月に亡くなられた九条の会呼びかけ人のお一人だったノーベル文学賞作家大江健三郎さんを偲び 文学研究者でもある小森さんにそのお人柄や業績、交流の思い出などを縦横に語っていただきました。

当日会場には100名を超すご参加をいただき 平和運動でも文学創作面でも大江さんと特別な位置におられた小森さんでなければ語ることのできない深い分析に裏打ちされた交流の様子をユーモアを交えて2時間半たっぷりお聞きすることができました。

又 会場には毎日新聞、北海道新聞の取材があり後日それぞれ記事報道がありました。

平和をめぐり極めて厳しく深刻な状況下 大江さんの遺された思いを改めて噛みしめ足を踏み出す勇気をいただいた例会となりました。

開催にあたり 医療九条の会・北海道 エンレイソウ九条の会 たかさき法律事務所9条の会 ビー・アンビシャス9条の会・北海道の皆さんにご協賛を頂き宣伝から当日の運営まで多大なご協力を頂きました。心よりお礼申し上げます。

小森さんの今後益々のご活躍をお祈りするとともに、お忙しい中わざわざご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。   

                                                                     20238月 事務局

「10産業職場九条の会実行委を結成」に励まされました

 岸田内閣の大軍拡に抗する運動構築が急務となっている中4月4日付しんぶん赤旗掲載
記事「大軍拡阻止へ共同 10産業職場九条の会実行委結成」に大いに励まされました。 

  記事によると「企業で働く人たちにも平和の問題を考えてもらいたい」と海運、金融、出版、商社、生保、損保など異なる業種の10職場で作るそれぞれの九条の会が「職場九条の会・共同行動実行委員会」を結成し4月3日国会内で記者会見し日本が再び戦争への道を突き進むことを止めたいと共同で行動することを表明したとのことです。産業や職場に基盤をおく九条の会が「大軍拡反対」で連携し協同するのは初めてだそうです。 

  会見出席者からの発言として次の3つが紹介されています。 
海運九条の会 ― 大軍拡を進める岸田自公政権の動きを「自衛隊の能力を強化するところ まできている。攻められ攻め返すために税金を使っている」と批判。
 銀行九条の会 ― 「安保3文書」を決めた有識者会議に銀行の頭取が参加していることにふれ「見過ごせない」と強調。戦争になったら海外に展開する銀行支店が打撃を受ける。
 商社九条の会・東京 ― 中東では平和憲法があるので日本人はシンパシーをもって受け入れられた。 
 
  同実行委員会は共同ビラを作成。15日東京都新宿駅西口で街頭宣伝を予定しているとのことです。

  新型コロナ禍一休止にあった当会へ大きな勇気をいただいた思いです。                         
                        2023・4・10   事務局

立て看板更新  国葬問題

第1看板(北11東2)更新しました。安倍元首相の国葬を取り上げました。
                      2022・9・9  事務局

立て看板更新

ロシアの違法、非道な侵略行為に怒りを込めて更新しました。   3月25日 事務局 第1看板(東区)
第2看板(中央区)

2022年新春 立て看板更新

年が改まり新たな前進に向け立て看板を更新しました。 本年もよろしくお願いいたします。                    2022・1・1 グリーン九条の会事務局 第1看板(東区北11東2)
第2看板(中央区南17西7)